午後10時までの営業時間の短縮
今日東京では250人では新たな感染確認は減少傾向にあるものの依然高い水準だとしています。
小池知事は酒を提供する飲食店などに要請している午後10時までの営業時間の短縮について23区内では来月15日まで要請を継続することを明らかにしました。今日夕方臨時の記者会見を開いた東京都の小池知事
「未だ予断を許さない状況となっております。こちら今日のキーワードにしたいと思います。防ごう重症化守ろう高齢者この対策を進めてまいります」
新たに250人の感染確認
都では今日新たに250人の感染が確認されました。1日の感染確認が200人を超えるのは二日連続で都内の感染者は累計で2万人を超えました。そのモニタリング会議では新たな感染確認は減少傾向にあるものの依然高い水準で、都の全域や重症化リスクの高い高齢者に感染が広がっているなどとしています。
酒を提供する飲食店やカラオケ店に対する午後10時までの営業時間の短縮要請を継続
そして小池知事は今月31日までの予定だった酒を提供する飲食店やカラオケ店に対する午後10時までの営業時間の短縮要請について、
「現在は新規陽性者数が傾向にあるとはいえ依然高止まりとなっております。警戒が必要であります。またお盆休み明け以降の人流データを見極める必要もございます。専門家の皆さんからは現在の対策や取り組みを維持する必要があるとのコメントも頂戴いたしております」
23区以外の地域は予定通り今月31日で要請を解除する
このように述べ23区内では引き続き来月15日まで午後10時までの営業時間の短縮を要請し、全面的に応じた事業者には15万円の協力金を支給すると明らかにしました。一方23区以外の地域は人口に比べて感染を抑えられているとして予定通り今月31日で要請を解除するということです。
都によりますと今月24日までの一週間に都内で新たに感染が確認されたのは1553人で、このうち88%にあたる1370人が23区内でした。
町の人の受け止めは人の出入りとかも全然違うと思うので、23区外の武蔵野市吉祥寺「今は家賃よりもまマイナスなので」
飲食店の方はどのように受け止めているのでしょうか。こちらの飲食店元々は24時間営業です。月の売り上げは平均で4万円ほど2ヶ月ほど休養した後6月中旬からは24時間営業に戻り、7月の売り上げは半分ほどに回復しました。 再び午後10時までの時短営業に今月の売り上げは1/4近くまで落ち込む見通しです。それでもおよそ70人いるスタッフの雇用は維持しながら「時短営業の要請を受け入れるしかない」と言います。 忙しいときに働いてくれたスタッフ。「半年がんばったのに」。
「都民事業者行政が一体となって気を緩めることなく全力で取り組みを進めていく必要がございますので、連絡の引き続きのご理解ご協力お願いを申し上げます」